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【榊原のこぼれ話】/ “ なぜ、受注会を開催するのか? ”
March 19, 2021 15:20:31
皆様こんにちは。榊原です。
基本的に水・木と私はお休みを頂いていますので
毎週金曜日が、感覚的には月曜日です。
本日もコツコツと。
さて。
慌ただしくも、様々なトピックスを水面下で進行しております。
水面から出るタイミングがイレギュラーなトピックもあり、
そこが難しさでもあり、楽しさでもあります。
一昨日にNKOのBLOGでも告知がございましたが、
明日からの3日間、21AWのOUTER受注会を開催させて頂きます。
今回は、企画内容ではなく、
そもそも
“ なぜ、受注会を開催するのか? ”
という、企画意図についてお話しをさせて頂きます。
それではごゆっくりご覧下さいませ。
※非常に長いです。
皆様への情報のお伝えの仕方は、
①店頭で直接、私達の口からお伝えする方法
②blogで文章としてお伝えする方法
③instagramで写真と共にお伝えする方法
④instagramの動画でお伝えする方法
と大きく4つございますが、
現状は、①〜③の手法を取っています。
時代の流れ的には、④の動画もありですし、
実際にデザイナーの橋本氏・salesの中込氏を中心に、junhashimotoとして発信は既に
されています。
そんな中、木曜日のinsta・ライブに参加しようと準備万端でしたが
私の誤操作で、参加出来ず…。
(若干、自己嫌悪になりました)
終わってしまったことは、仕方ないとして
②の手法で、皆様にお伝え致します。
時代の流れと共に、ファッション業界の動向も移り変わり、
やたらとセールが早まったり、謎の理由で急遽行われたり
業界全体も「?」な方向に向かっています。
(そうではないブランドもありますが)
コロナウイルスによる景気動向もありますので
「仕方ない」
で済ませてしまうのは簡単ですが、
店舗としては、
「どうせ、セールになるなら定価で購入する必要ないじゃん。」
↓
「それなら受注会なんて要らないじゃん。」
↓
「やる意味あるの?」
的な流れが容易に想像出来ます。
『それでも、やります』
という結論に至っているのは勿論理由があります。
【お客様のメリット】
・ご予約特典がある
→何でもご予約する、というのはお勧めしませんが、「コレは」という商品は抑えておいて損はありません。NAGOYA店の場合、ご予約の際の内金もあえて頂いておりません。
・人気商品(人気になりそうな商品)を抑えておく事が出来る
→junhashimoto歴が長ければ、長い程、商品に関する嗅覚に優れたお客様が沢山出てきます。
実際、10年目を迎えるNAGOYA店に通って頂いているお客様は「本当に精度の高い嗅覚」を持ち合わせている方が多いです。分かり易くお伝えすると
「コレは売れるのが早そうだから抑えておくわ」
「コレは残りそうだね(セールに)」
というリアルなやり取りがあり、実際当たってしまう事が多いです…。
・フラットな気持ちで先の事を考えられる
→悪く言えば、「半年後の自分の気持ちなんて想像出来ない」。良く言い換えれば「今購入するわけではないので、「心がフラットな状態でサンプル商品を見られる」とも表現出来ます。
【運営側(NAGOYA店)のメリット】
・店舗として何をオーダーすべきかの貴重な判断材料になる。
→ここが一番肝なのですが、究極。全ての商品を全サイズ・全カラーNAGOYA店としてオーダーし、販売時期に不足なくご用意で出来れば、受注会を行う必要は全くございません。
ただ、現実は店舗としての「予算枠」があります。(皆様のお仕事でも必ずあると思いますが)
そう考えると、「NAGOYA店として、何を何点オーダーするのか」という事は
本当に何年経っても難しいですし、いつも一番頭を悩ませています。
元々は、受注会というイベント自体私自身、NAGOYA店がオープンするまで
「全く興味がありませんでした。」
プライベートで、仮に好きなブランドの受注会があって案内を受けても
一度も行った記憶がありません。
そんなある意味「受注会に興味ゼロ」の私が
もう20回近くNAGOYA店で受注会を開催しているのは
不思議といえば不思議ですが
「行う意味」が自分の中で腑に落ちたので
こうして開催しております。
ちなみに元々は、
SS(春夏)を1回。
AW(秋冬)を1回。
の年2回ペースでしたが、
昔、AWの受注会にご参加頂いた、とあるお客様とお話しをしていて
「榊原さん、秋冬のレザーって、コレだけですか?」
という質問を受けました。
当時の受注会で並んでいた秋冬のレザーサンプルは
・NAGOYA店がオーダーしているアイテムのサンプルのみ
すなわち、「全ラインナップではない」という状況でした。
『確かに、仮に黒の定番のレザーをご予約するとしても、NAGOYA店のオーダー分のみの選択肢よりも、全レザーのラインナップから選ぶ方が、確実に満足度は高くなるな…。仮にそのお客様の答えが、黒の定番のレザーだとしても。』
ただ、そのハードルをクリアするには問題がありました。
①受注会の開催日を異常に早めなければいけない事
②店舗のスペースに限りがある事
①に関しては、私一人の力では何ともならず、多くのサポート(言い換えればお願い)を様々な方にお願いしなくてはなりません。
メーカーとしての生産数を決める発注会議までに、受注会を行う必要があります。
『でも、受注会があんまり早過ぎるのもな…』
と悩みましたが、考えを変えました。
『そもそも、参加されたいお客様のみの満足度が高くなればいいか』
と全員のお客様の受注会に関する満足度を高めようとする意識を辞めました。
そして、
『アイテムカテゴリーを高単価のアウターに絞ろう』
と決めました。
これで②の悩みも消えました。
かくして、一般的には年2回の受注会を
1回増やし、
【年3回】に変えました。
10万円するコートや、20万近くのレザー。
そんな高単価アイテムは
『少しでも多いバリエーションの中から選んで頂きたい』
というのが単純な開催動機です。
年数を重ねても、展示会に足を運ぶ度に
橋本氏とお話しする事は楽しいです。
先日の展示会では、21AWの受注会でNAGOYA別注のミーティングも行いましたが、
榊原『21AWの別注で、タイガーカモ(チャコール×ブラック)のカーゴパンツを作りたいんですけど..』
橋本氏「カモ柄は、ウッドランドカモの少し大きめの柄しか好きじゃないんだよね。その他の迷彩柄は興味ないね。」
予期せぬ、カウンター。
「タイガーカモ、好きじゃない…」
なるほど。
橋本氏「俺は好きじゃないけど、それでも良いならやったら。」
榊原『分かりました。それを踏まえた上で、やりたいです。』
(え、やるんかい…)
という声が聞こえなくもなかったですが、
体型も含めて、昔より太くなってしまった私は、そんな発言をしてしまいました。
あとは、理想のタイガーカモに出会うことを期待して。
同世代の優しい中込氏までうっかり悩ませてしまう、ワガママなNAGOYA店。
(いつも本当に感謝をしています)
何でもそうですが、
そういったやり取りや企画をくぐって
店舗に並んでいる商品には「愛着」しかないです。
●イベント名:“ 21AW / アウター 受注会 ”
●趣旨:毎度、皆様のモチベーションの高い「秋冬」。満足のいくシーズンにして頂く為には、【アウター】選びが確実に「カギ」となります。21AWに展開される、LEATHER・COATを中心したアウター類をフルラインナップでご覧頂き、イメージを高めて頂きたいという願い。
●内容 ・21AWにて展開される、【コート】、【レザー】といったアウターアイテムの20AWサンプルを皆様にお披露目致します。 「欲しいコートが手に入らなかった」、「レザーを全てのラインナップを見た上で決めたい」 (※アウターのサンプルの物量は1年で一番多い3日間となります) という気持ちをお持ちのお客様に向け、その不安を解消する機会を設けさせて頂きました。
※昨年も同時期に開催致しましたが、お陰様で「また来年も行って欲しいです」というお声を多く頂いておりました。
「早い」というのは重々承知の上ですが、「気温的に、まだイメージが湧きやすい」と変換も出来るかと思います。
●日程:3月20日(土)~3月22日(月) / 3日間限定
●場所:junhashimotoNAGOYA
●特典 ・ご予約のお客様限定で、お引き取りの際に、NAGOYAメンバーズスタンプを特別に付与させて頂きます。(※お引き取り期間により変動致します)
・20,000円以上のご予約or店頭商品のお買い上げ頂いたお客様に特別なプレゼントをご用意させて頂いております。
いつも、受注特典はNAGOYA店の場合、スタンプである事が多いです。
今回も下記のスタンプ特典をお引き取り時に付与させて頂きます。
・期間中、ご予約頂いたお客様には特典として、お引き取り時に期間に応じたNAGOYAメンバーズスタンプを付与させて頂きます。
①入荷時から2週間以内のお引き取り / 購入時スタンプ【2.5】倍。
②入荷時から1ヶ月以内のお引き取り / 購入時スタンプ【2】倍。
③入荷時から1ヶ月以上後のお引き取り / 購入時スタンプ【1】倍。
今回は、それに加えて
【特別なノベルティー・非売限定品】
をご用意させて頂きました。
それは『シューホーン(靴べら)』です。
「販売出来るクオリティーのノベルティー」
「買いたくても購入できない特別感」
「自分では買わないけど、貰ったら嬉しいアイテム」
その3つを軸に昨年から様々なNAGOYA限定のノベルティーに着手しております。
今回は「シューホーン(靴べら)」。
長さ24.7cmのシューホーン。
携帯用でもなく、大き過ぎる訳でもない。
・ご自宅の玄関
・お車のサイドポケット
・オフィスの引き出しの中
・カバンの中
そのいづれにも対応出来る大きさというのもPOINTです。
そして、コダワリPOINT・其の2は「素材」。
画像では、どんな素材に見えるでしょうか?
実際に手に取るまでは「鉄」に見える方も多そうです。
(私にはそう見えました)
手に取ると、
「え、かる…。」
とその軽さに驚かれると思います。
使用している素材は、
VULCANIZED FIBRE[バルカナイズド・ファイバー]
木材パルプや綿を原料として作られた素材。
【優れた強度、耐久性、電機絶縁特性】を持つのも特徴です。
金属やプラスチックからは感じられないあたたかさを持った質感は、
手にした時に心地良い違和感を感じると思います。
持ち手の部分にはさりげなく「JH」の刻印を施しています。
あったら欲しい」
となることを期待しております。
ちなみに受注会終了後にコチラのノベルティーフェアを開催致しますが、
明日からの受注会にご参加頂き、条件を満たされたお客様には
先行してプレゼントさせて頂きます。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
ご参考にして頂ければ嬉しいです。
– INFO –
事前にNAGOYA店にお電話(052-241-9988)もしくは、メール(info@junhashimoto-nagoya.com)に
・ご来店日時
・目的(探している商品)
をお知らせ頂ければ、そのお客様のご要望に沿うアイテムを私達で可能な限り、提案出来るよう、準備をさせて頂きます。
【お直し、承ります。※他ブランド歓迎】
【スタンプカード・解説】
●10000円で1スタンプ。
・1列溜めて頂くと 2,500円の値引き券。
・2列溜めて頂くと 5,000円の値引き券。
・3列溜めて頂くと、10,000円の値引き券。
・4列溜めて頂くと、15,000円の値引き券。
・5列溜めて頂くと、20,000円の値引き券。
(溜める量が増えると共に還元率は上がるシステムになっております。※2列目から3列目の上がり幅にご注目下さい。)
2枚以上溜めて頂いての併用も可能となっております。
※通信販売の場合でも、金額分捺印(金額は四捨五入)させて頂いた状態で商品と同封させて頂きます。
– 通信販売について –
※お電話1本で簡単に通販対応は完結しますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
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